2019-05-26

老い


そう、なんとなしにFF11の公式を覗いたら本体のセールをやっていたのだ。
大昔に無料期間を利用して遊んだ記憶があるのだがおそらく当時と同じアドレスでトライアル登録できたので乗り込んだ。

当時はOdinが鎖国のときで適当なサーバーを選んで遊んだ記憶がある。
タル♀で白魔、よくわからずフィールドで敵を殴ってたら案の定外人さんに↕PT組みませんか↕され、見よう見まねで↕一人で遊びます↕的な返答をしなんとか回避したのだ。
白でも殴れるやん!とちょっと上のヤツに手を出すもやっぱり戦闘はギリギリ。見かねた通りすがりの人がケアルしてくれたがタゲがうつって追いかけっこ…
それはそれで楽しかったが、やはり時間的拘束などで導入を諦めた。
(お金の事情も割と大きい)

が、どうだろう。メジャーアップデートを終え、ソロ向けゲームに変化し今ならお値段もリーズナブル!
ゲームできないなりに小説買ったりしてなんとなく世界観に浸っていたし(昔過ぎて内容は覚えてない)
あの世界を旅してみたいなという気持ちをずるずる引きずってここまで来た。
そう、やるなら今だ、と決心したのだ。

種族はエルヴァーンと悩んだが結局タルタル。多分一番多そうなタイプ。
ウィンダスに降り立つタルタル。カメラ操作がいつもなれてるヤツと逆で動きがぎこちない。
それでも走るタルタル。ワープポイントなるものができて移動が楽になったと聞き、登録に走る。
ここで一つの問題が起きたのだ。
ワープポイントのまわりにたくさんの人がいるではないか。
人が多すぎてビビるとか、そういうコミュ障的な悩みではない。
ワープポイントがターゲットできないのである。ゲーム初心者か。
昔やったときに外人さんに「○○が○○を見つめている…」のイメージがあまりにも強く
下手な操作をしては見つめてしまうのでは…?と軽くパニックになったのだ。
このままではまずい、目立つ初心者マークもありそそくさと退散するタルタル。敗走、いやこれは戦略的撤退なのだ。

よくわからないロボット(?)に教わり別のエリアへと走るタルタル。
だがこのゲームには常時表示されるミニマップがない。(コンパスはある)
平成末期のド親切ゲーに浸かりすぎたせいかミニマップがないとまともに走れないのだ。
ここまでだとは。方向音痴になった気分だ。ゲームで迷ったことなど一度もないのに。
メニューから広域マップは開けるが、表示したまま走ることはできない。
おまけに街はかなり広い。最初に降り立つ街にも関わらず体感ではDQ10のキィンベルの数倍はあるように思える。恐ろしい。

マップを開いては走り、道がわからなくなればまた立ち止まりマップを開き…を繰り返しなんとかいくつかのワープポイントを登録するも、すでにヘトヘトである。戦闘はまだだ。
今これを書いている間にも見知らぬ人に応援されている。エモーション?わからない。ジャンプコマンドが欲しい。
おそらくここに書いてある悩みは「バナナって果物ですか」ぐらいの疑問なのだと思う。
決して不親切なゲームなのではない。自分の能力が全く追いついていないのだ。

ちなみにゲームを始める前にも様々な躓きがあった。パソコン初心者のような躓きばかりだった。
今思えばスマホゲームは本当に手軽に、気軽に遊べるように設計されているのだと実感した。
FF11をそのままスマホで出したらおそらく新規ユーザーはまとめて逃げ出すと思う。(何度も言うが不親切なわけではない)

正直続けられるかはわからない。しかしできる限りはやってみようと思う。
あれこれ緩和されているとは言え、「はぁーFF11おもろそうやんストーリーきになるしやってみよ(鼻ほじ」でプレイできるゲームじゃないことは確定的に明らか
DQ10やPSO2に追いつけなる日も近いのかもしれない。
老いは恐ろしい。